ビットコイン、共同幻想の終わりの始まり

 

 凄く安定性のない通貨です。そもそも通貨なのかといえば、怪しい。以前ブログで、「靴磨きのの少年」の話を記載しましたが、その傾向がまさしく出ていました。投資信託さえ知らない人から、これからは、「ビットコイン」だと力説してきたので、もう危ないなと思った矢先の急降下です。中央銀行のない通貨ということを考えれば、当然のことなのかも知れません。所詮博打みたいなものです。

ドル覇権の破壊

アメリカのドル覇権を脅かすものが「ビットコイン」です。日本で言えば日本銀行を通さずに、やり取りできる通貨が主流になれば、金利変更などして景気対策が出来なくなります。又トルコなどは、決済禁止です。

アメリカがなぜ最強なのか、その一端がドル覇権です。その説明は、下記参照

ja.wikipedia.org

 

人民元の暴落

 中国共産党は、自国通貨(人民元)の国外流失が、人民元の暴落につながるので、通常人民元ビットコインを交換することは、法律で禁止しています。しかし中国の人達は、法律を守るという概念がない」みたいで、人民元ビットコインを堂々と交換しています。中国の資産家達は、人民元ビットコインに交換、ビットコインを外国の通貨に交換し、外国で自由を手に入れ、中国から脱出したいと願っているそうです。ジャック・マー氏の例もありますので

ビットコインの未来

 現在GDP1位、2位の国で規制され、更に各国も規制、禁止していっています。又マイニングを行うのに膨大な電気を使用します。そのような状況の中で、今後価格が上昇するのかといえば、難しいでしょう。既得権を持っている組織達(国)を敵に回し、反社会勢力の資金洗浄、環境破壊などの問題点も多く。一般の国民に支持を得れないのではないか、ドルより利便がある、その通りだと思います。しかし道路(市場)で信号が壊れている場合、車で走るのは凄く危険です。信号(中央銀行)により交通整理され、安全が確保されているから車で走ることが出来ます。未来の通貨と思われていましたが、どうやら皆さん現実をみるときが来ているかも知れません。

 ビットコインの発行総量は、2140年までに2,100万 Bitcoin それ以上は、新規に発行されません。